酒井宏 仏名門マルセイユ移籍か
サッカーの日本代表DF酒井宏樹(26)=ハノーバー(ドイツ1部)=がフランス1部リーグの名門マルセイユへ移籍する可能性が高まった。フランス総合メディア「RMCスポーツ」が18日、移籍交渉がほぼ合意に達し、23日に移籍に向けたメディカルチェックを受ける可能性があると報じた。
ハノーバーは来季の2部降格が決定。酒井宏は今月末で契約満了となることから移籍金なしで獲得できる。酒井自身も以前、「ドイツ以外の国にチャレンジしてみたい」と話していた。
マルセイユは国内リーグを過去9度制覇。93年には欧州チャンピオンズリーグも制した名門だが、今季は13位と低迷。既に現オーナーはクラブ売却を発表し、来季の監督は未定。酒井宏の移籍が決まれば、05~06年シーズンに所属した元日本代表MF兼DFの中田浩二以来同クラブにとっては2人目の日本人選手となる。(ロンドン・原田公樹通信員)