ブラジルの19歳新星に欧州クラブ注目

 U-23ブラジル代表FWガブリエル・ジェズスに対し、欧州ビッククラブの注目が高まっている。2日のスペイン紙エル・ムンド・デポルティボ、スポルトなどは、19歳の新星が今夏の移籍市場で大きな注目を集める可能性があると報じている。

 すでに白熱している争奪戦に新たに参戦したのがバイエルン・ミュンヘン(ドイツ)。ジェズスの権利の一部を所有している代理人は「(バイエルンの)関係者がサンパウロにいて何試合か見ていると聞いている。関係者から私に電話があり、いくつかの質問を受けた」とコメント。ジェズスに対してはバルセロナ、レアル・マドリードのスペイン勢のほかユベントス、インテルといったイタリア勢も獲得に積極的な姿勢を見せている。

 なおスペイン2チーム以外にパリ・サンジェルマン(フランス)とマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)、バイエルンが2400万ユーロ(約27億4000万円)で同選手を獲得できる有利な位置につけており、その他は4000万ユーロ(約45億7000万円)が必要な規定になっている。

 ジェズスはサンパウロ出身の19歳。昨年3月、当時17歳にしてパルメイラスのトップチームでデビューし、ブラジルU-20、U-23代表を経験。ブラジル国内では「ロナウジーニョの再来」「ネイマールを超える才能」といった評価もある。

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