五輪代表、OA合流後初の練習試合 興梠ゴールもドロー
リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子日本代表は27日(日本時間28日)、直前合宿中のブラジル北東部アラカジュでブラジル全国選手権4部のCSセルジッペと練習試合を行い、1-1で引き分けた。
FW興梠慎三(29)=浦和=らオーバーエージ(OA)枠3人が合流してから初の実戦。日本は開始直後の前半1分、MF遠藤の縦パスをMF中島が落とし、走り込んだ興梠が巧みなループシュートでゴールネットを揺らした。
開始40秒足らずで幸先良く先制した日本だったが、攻撃時にパスミスが多く、リズムをつかみ切れない。前半終了間際の45分には、自陣でボールを奪われると、右サイドから中央に折り返されたボールをMFラファエルに同点ゴールを決められた。
日本は後半開始から7人を入れ替え、U-19世代のトレーニングパートナーも出場し、布陣を4-3-3などに変更した。DF植田のロングボールからMF矢島が決定機を迎えたが決め切れず、試合は引き分けに終わった。
スタメンは以下の通り
GK [1]櫛引政敏(鹿島)
DF [4]藤春廣輝(G大阪)[6]塩谷司(広島)[15]亀川諒史(福岡)[17]岩波拓也(神戸)
MF [3]遠藤航(浦和)[10]中島翔哉(FC東京)[14]井手口陽介(G大阪)[18]南野拓実(ザルツブルク)
FW [13]興梠慎三(浦和)[16]浅野拓磨(アーセナル)