久保の招集断念に手倉森監督「無念だろうな」
リオデジャネイロ五輪に出場するサッカー男子の日本代表は2日、マナウスで約1時間半の練習を行い、1次リーグ初戦ナイジェリア戦(4日)に向けて4-3-3の布陣で連係を確認した。
日本サッカー協会の霜田正浩技術委員は、FW久保裕也(ヤングボーイズ)の招集断念について「苦渋の決断だが、17人で戦うリスクを避けなければならなかった」と話した。
日本協会は2日を期限に交渉していたが、3日の欧州チャンピオンズリーグ予選に久保を起用する意向を示していたヤングボーイズ側から派遣の確約を得られなかった。
久保と直接話した手倉森監督は「無念だろうな。五輪は彼の目標だった。『東京五輪に出ます』と言っていて、頼もしいなと思った」と明かした。