J2C大阪 山口蛍代表復帰に「少しビックリ」6月にドイツからJ2へ
日本サッカー協会は25日、W杯ロシア大会アジア最終予選の初戦・UAE戦(9月1日、埼玉スタジアム)、第2戦・タイ戦(同6日、バンコク)に臨む日本代表24人を発表した。ドイツ2部に降格したハノーバーから6月にJ2C大阪に復帰した山口蛍(25)も選出された。
海外挑戦から半年で国内復帰した山口はこの日、大阪市此花区内で行われた練習後に取材に応じ、「選ばれたからにはやることをしっかりやりたい。自分のよさである、ボールを取りに行くことを第一に考えながらやっていきたい」と意気込んだ。
かねてドイツに残ることを勧めていたハリルホジッチ監督は、この日の会見でも日本に復帰したことについて否定的にコメント。しかし「(復帰は)本人が決断したこと。よい選手は手放せない。彼のようにボールを奪える選手はなかなかいない」と能力を高く評価していた。
ただ、山口本人は今回の選出に関して「しばらく(代表に)呼ばれないと思っていたので、少しビックリしています。J1に戻ることが第一で、戻ってから呼ばれるようなプレーをしなければいけないとずっと思っていた」と驚きを隠せない様子だった。
山口は3月のW杯ロシア大会アジア2次予選・シリア戦で左眼窩底(がんかてい)を骨折。それ以来の代表復帰となる。