岡崎 A代表通算50得点まであと1「自分が取る気持ちでやる」
「W杯アジア最終予選、日本-UAE」(9月1日、埼玉スタジアム2002)
サッカー日本代表は29日、さいたま市内でW杯アジア最終予選に向けて合宿2日目を行った。同日に帰国し合流したFW岡崎慎司(30)=レスター=は、あと1点に迫っている代表通算50ゴールを9月1日のアラブ首長国連邦(UAE)戦で決めることを誓った。
1点の重みを誰よりも知っているからこそ、熱い決意を胸に秘めた。FW岡崎の表情が引き締まる。「自分が試合に出たら、ゴールを取らなくては意味はない。自分が取るという強い気持ちでやりたい」と力を込めた。
大一番で節目の一撃を決める。現在Aマッチ通算49得点で大台まであと1点。「大事な試合での1点は、ただの1点ではない。ここで決めるのは自分にとっても大きい」。既に開幕しているプレミアリーグでは、まだゴールがないだけに気合をみなぎらせた。
英国の自宅でテレビ観戦したリオ五輪では感じるものがあった。体操の男子団体やバドミントン、卓球などでの日本勢の躍進に「やっぱり結果を出している人を応援したくなる。いつもは見られる側で『そんなに簡単にはいかないよ』と思うこともあるが、客観的にはそう(見られるもの)なのかなと」。
次は自分たちが日本に歓喜をもたらす番だ。大きな期待を力に変え、ゴールをこじあける。