スペイン１部リーグ、バルセロナがＦＷパコ・アルカセルの入団を“フライング発表”した。クラブの公式ホームページに掲載される新入団選手のプロモーション用写真が、公式発表を追い越す形で公表されたもの。わずか数秒間の公表だったものの、思わぬ形で「バルサのパコ・アルカセル」の最初の映像が世間の目に触れることになった。

　同ＨＰでは新選手が加入するたびにサイン入りユニホームを抽選でプレゼントする試みを行っている。３０日のエル・ムンド・デポルティボ紙によると、アルカセル用の記事はすでにプログラム設定されていたが、入団の正式発表がずれ込んでしまったという。にも関わらず、記事の設定を解除していなかったために逆転現象が起きたもようだ。

　もっともアルカセル入団のシナリオには変更はなく、すでにメディカルチェックをパス。文字通り正式発表を待つだけの状態であるという。