決勝点招いた主将の長谷部「責任感じています」
「W杯アジア最終予選、日本1-2UAE」(1日、埼玉スタジアム2002)
サッカー日本代表は、MF本田圭佑が出場したW杯予選では7試合連続となるゴールで先制したが、ハリルの2得点で逆転され、痛恨の黒星発進となった。2失点目のPKを与えるきっかけは自陣ゴール前でMF長谷部誠がボールを失ったことから始まった。試合後、「責任を感じています」と顔を曇らせた。
1-1で迎えた後半9分。ふわりと浮かせたPKをハリルに決められたが、長谷部がボールを失ったことでピンチを招き、最終的には大島のチェックがファウルを取られた。
長谷部は「PKとFKでしたけど。2失点目に関しては個人的なミスもありますし責任を感じています。最終予選では1つのミスが命取りになるとは分かっていましたけど、起こってしまいました」と猛省。6日のタイ戦へ「初戦の大事さは分かっていましたけど、こういう結果になってしまってもちろん残念ですけど次が来ますから。ここから強いチームはしっかり戦うと思う。次へ向けてやっていきたい」と自らに言い聞かせるように話した。
最終予選がホーム&アウェー方式となった過去5大会のアジア最終予選では、初戦で黒星のチームが予選を突破した例がなく、6大会連続のW杯出場に暗雲がたれこめた。