J1神戸が終盤追いつきドロー クラブ史上初の優勝へ望みつなぐ

 「J1、神戸1-1柏」(17日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場)

 神戸は終盤に追いつき、価値ある勝ち点1をつかみ取った。第2ステージの勝ち点を23とし、首位の浦和とは5差。クラブ史上初の第2ステージ優勝へ望みをつないだ。

 前半23分、右CKから柏のDF中谷に頭で決められ、先制を許す。

 後半43分、途中出場のFW石津のパスを受けたFWレアンドロが、華麗なターンから右足を振り抜き同点とした。さらにロスタイムには、レアンドロが右ポストに直撃するシュートを放つなど、攻撃の手を緩めなかった。

 ネルシーニョ監督は「ハードなゲームになることは覚悟していた。徐々にリズムも上がり、チャンスも作れた」と振り返り、同点弾のレアンドロは「最初の目標は勝ち点3だったので、勝ち点1は残念だけど、後退はしていない。前向きに捉えたい」と話した。

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