日本代表 長友が脳振とうで離脱…酒井宏に続きハリルジャパンSB不足
日本サッカー協会は7日、日本代表DF長友佑都(30)=インテル・ミラノ=が脳振とうのためチームを離脱し、所属クラブに戻ると発表した。追加招集は行わない。
長友は7日の練習中にDF槙野と接触し、倒れ込んだ際に槙野の膝が頭部に当たり、練習を途中で切り上げていた。ハリルホジッチ監督らスタッフが駆け寄り心配そうな表情を浮かべていたが、自力で歩いて帰りのバスに乗り込むなど大事には至っておらず、協会関係者は「場所が場所なので」とオーストラリア出発前に病院で検査を受けると説明していた。
日本協会の霜田技術委員によると病院で検査を受けた結果、脳振とうと診断されたという。意識はしっかりしており、都内で回復トレーニングを行い、後日イタリアに戻る予定という。
日本代表は6日のイラク戦に勝利したが、DF酒井宏が累積警告のため次戦オーストラリア戦が出場停止となり、既に所属クラブに戻ることが発表されている。酒井宏に続くサイドバックの離脱により、指揮官はオーストラリア戦のチーム編成に再考を余儀なくされた。