身長196センチのシュミット・ダニエルが日本代表候補のGK合宿に初選出
日本サッカー協会は13日、GKを対象とした日本代表候補合宿(17~19日、大阪府内)に参加するメンバー6人を発表し、GKシュミット・ダニエル(24)=松本=ら3人が初選出された。
J2から唯一選ばれたシュミットは米国人の父と日本人の母を持つ。身長196センチはJリーグ所属の日本人GKとしては199センチの中野小次郎(17)=徳島=に次いで2番目の長身。今季はJ1仙台から期限付き移籍したJ2松本で正GKとして全35試合にフル出場している。
シュミットは「今まで年代別代表などにも呼ばれたことがないので光栄に思います。今シーズン自分のパフォーマンスに納得できてない状態が続いてますので、これを機にプレーヤーとして1つレベルを上げて松本山雅のJ1昇格に貢献できるようにレベルアップして帰って来たいと思っています」とクラブを通じてコメントした。
GKを対象とした日本代表候補合宿メンバーは以下の通り。
東口順昭(30)=G大阪、西川周作(30)=浦和、林彰洋(29)=鳥栖、シュミット・ダニエル(24)=松本、櫛引政敏(23)=鹿島、中村航輔(21)=柏。
◆シュミット・ダニエル 1992年2月3日、米イリノイ州出身。2歳で来日し、仙台市に移住。矢幡サッカースポーツ少年団でサッカーを始め、仙台スポーツシューレFC、東北学院中、東北学院高を経て中大に進学。1年時からJ1川崎の特別指定選手となり、全日本大学選抜にも選出された。14年にJ1仙台へ入団。同年4月にJ2熊本へ期限付き移籍。仙台復帰後、15年に再び熊本へ期限付き移籍。16年はJ2松本に期限付き移籍した。J2通算65試合無得点。家族は妻と長女。196センチ、90キロ。血液型A。