日本代表デビューのFC東京・丸山、志願のフルメニュー 「次はセンターバックで」
日本代表で、FC東京のDF丸山祐市(27)が13日、小平グラウンドでの練習に志願のフルメニュー参加した。ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオーストラリア戦(11日・メルボルン)で代表デビューを果たし、12日に帰国。この日から同じく日本代表のDF森重真人(29)と共にチームに合流した。
予選最大のライバルとの大一番に左MFで途中出場した丸山は「ピッチに立ったのは2分間だけだったけど、出場できて良かった。やはり出る出ないでは全然違うので」と、安堵(あんど)した。
この日は森重が部分合流だった一方で、丸山はいきなり全メニューを消化した。14日に予定されている紅白戦にも出場するといい、代表組に15日から与えられた3連休を返上。さらに、16日のJ3富山戦の出場も直訴したが、篠田監督が疲労を考慮して回避するように諭したほどだ。
「モリゲ(森重)とは同じ代表でも、置かれている立場が違う。代表期間中もコンディションを保てていたのでそれを落としたくなかった」(丸山)
FC東京不動のセンターバックから代表定着へ。「次は(本職の)センターバックで出たい」。それをかなえるためには、休みさえ惜しいのかもしれない。