清武のライバルがセビリア正式移籍へ? 元仏代表ナスリがマンCと交渉か

 スペイン1部リーグ、セビリアに期限付き移籍で加入している元フランス代表MFサミル・ナスリが、同チームへの正式移籍に向けて動いているという。29日までに英紙ザ・サンが伝えた。

 ナスリはリーグ戦が一時中断されるクリスマス期間中に所属元のマンチェスター・シティ(英)と交渉し、2019年までの契約を短縮する狙いを持っているとされる。

 通常レンタル先で活躍する選手については、所属元クラブが放出を拒む傾向が強い。しかし今回の場合、本人がセビリアでのプレーを強く望んでいること、所属元のグアルディオラ新監督がナスリ抜きのチーム構成を進めていること、さらに両クラブ間に良好な関係があることから、移籍に向けた障害が少ないとされる。移籍金は1300万ユーロ(約15億円)と想定されている。

 セビリアに所属する日本代表MF清武弘嗣にとっては、ポジションを争うライバルの長期政権につながり好ましくない展開。一方でナスリが29日のスポルティング戦で左大腿部を痛めたとの情報もあり、同試合で招集外だった清武に試合出場の可能性が出てくることも考えられている。

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