J2降格の名古屋に大量流出の危機 主力残留明言せず
「J1、名古屋1-3湘南」(3日、パロマ瑞穂スタジアム)
初めてJ2への降格が決まった名古屋が選手の大量流出の危機に陥った。主将のMF田口は、周囲に残留を呼びかけるのかを問われ、「僕がそれを口にすることで(引き留めが)できるかは分からない」と、自身の去就も含めて明らかにしなかった。
関係者によると、FW永井に対してはFC東京が近日中に正式オファーを出す。契約は来夏まで残っているが、FC東京は約8000万円とみられる移籍金を満額支払う用意があり、残留か移籍かは永井の意思次第。本人は「今は何も考えられない。オフ明け(11日以降)に聞いてください」と明言しなかった。クラブ幹部は「当然、来季も必要な戦力」と慰留に全力を尽くすが、状況は不透明だ。
また、40歳の楢崎は「今の段階では何も考えられない。落ち着いたら、それから考えたい」と現役続行か引退か、熟考する。