メッシ、マンC戦後に場外戦 相手チームスタッフとののしりあい
スペイン1部リーグ、バルセロナのFWリオネル・メッシが2日のチャンピオンズリーグ、マンチェスター・シティ戦終了後に敵チームの複数スタッフと押し問答を繰り広げていたことが分かった。
テレビ局ラ・セクスタ、エル・ムンド・デポルティボ紙などスペイン複数の報道機関が伝えている。それらの情報によると自身のゴールで先制しながらも、後半は一転して逆転負け。不可解な判定でイライラが募っていたところに敵チームのスタッフと言葉をやり取りしたあとに怒りが爆発。シティのロッカールーム前まで押し掛けて直談判したという。
その相手とはスペイン人ながら昨季までエバートンなど英国で長くプレーし今季からシティのアシスタント・コーチを務めているミケル・アルテタ。通用口トンネルで勝利を祝っているところ、むしゃくしゃしていたメッシと遭遇。「バカ」「オイ、ちょっとこっちに来い」と言ったやりとりから舌戦がスタート。シティの他のスタッフが加わったことでメッシの怒りに火がつき「お前ら何も(タイトルを)勝ち取ってないじゃないか」と応戦。それでも煮えくり返った気持ちが収まらなかったメッシはシティのロッカールーム前まで行って口げんかの続行を望んだという。
最終的にはアルゼンチン代表の同僚で交流の深いFWアグエロが仲裁に入ったことで事態は沈静化。後日、アグエロはチームスタッフのアルテタに対し「メッシが部屋の前で君を待ってるぞ」とジョークを言えるまでになっていると伝えている。