激戦J2、自動昇格の行方…札幌、松本に今日決定の可能性

 今季のリーグ戦が残り2試合となったJ2は第41節が12日、各地で行われる。首位の札幌、2位・松本の勝ち点が81、3位清水の勝ち点が78と3チームに自動昇格の可能性があり、激戦を極めている。またJ3降格や入れ替え戦にまわる可能性が残っているチームにとっても、厳しい終盤戦となる。J1昇格プレーオフも含め、それぞれの可能性をまとめた。

 【自動昇格争い】上位3チームの第41節のカードは以下の通り。

 ・札幌 アウェー千葉戦(フクダ電子アリーナ)

 ・松本 アウェー町田戦(町田市立陸上競技場)

 ・清水 ホーム岡山戦(IAIスタジアム日本平=アイスタ)

 清水が敗れた場合、札幌と松本はそれぞれ引き分け以上で、清水が引き分けた場合は札幌と松本は勝てば来季のJ1自動昇格が決まる。ただ注目したいのは、得失点差で3チームのうち、清水が最も高く46。札幌が31、松本が30となっている。もしも勝ち点で並ぶことがあれば清水が優位に立つ。

 清水は現在リーグ戦7連勝と最も勢いがあるだけに注目だ。一方、首位の札幌はここ5試合で1勝1分け3敗と苦しんでいる。

 【J1昇格プレーオフ】上位3チームのうちの1チームと、C大阪、京都が出場することが決まっている。プレーオフ出場圏6位の岡山の勝ち点は64。7位の町田に59で残り2試合で5ポイント差をつけているため、第41節で町田が松本に引き分け以下、あるいは町田が勝った場合でも岡山は清水に勝利すれば6位以内が確定する。

 【J2残留争い】22チーム中、最下位が自動降格、21位がJ3の2位クラブとの入れ替え戦にまわる。

 最下位の金沢は第41節で横浜FC、最終節で首位の札幌と対戦する。21位・北九州は水戸、山形の順番。金沢と北九州は勝ち点は同じ37。得失点差がそれぞれ-24、-18となっている。第41節は金沢、北九州の両チームとも引き分け以下で21位以下が決定してしまう可能性がある。

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