宮間あや、岡山湯郷を退団 今年7月に監督代行の人格否定発言で退団申し入れ

 プレナスなでしこリーグの岡山湯郷は13日、サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の元主将、MF宮間あや(31)との契約が5日に満了したと発表した。

 宮間は今年7月、当時の結城治男監督代行と指導法を巡って対立し、クラブに退団を申し入れた。結城監督代行は練習中、宮間らに人格を否定するような言葉をかけることがあったという。結城監督代行は同月25日に解任され、クラブは宮間を慰留。8月11日に残留が発表された。しかしその後も試合出場はなく、クラブは2部に降格した。

 宮間はクラブを通じて「サッカーに対して誠実であり続けたいというのが私の信念の1つにあります。すべてをかけたこの地を離れるという決断は簡単ではありませんが、これまでたくさんのことを学ばせてもらったサッカーにこれからその信念をもとに恩返ししていけるような道を私なりに探していきたいと思います」などとコメントした。

 宮間は千葉幕張総合高出身。01年、岡山湯郷に一期生として入団。08年まで主力として活躍し、米国クラブ移籍などを経て10年から再び岡山湯郷所属。03年に女子代表に初選出され、11年ドイツW杯で金メダル、12年ロンドン大会では主将として銀メダル獲得に貢献した。

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