前半終了時に両軍ベンチで小競り合い ハリル監督、サウジに激しく詰め寄る

前半、ハンドの判定でもめる両チームイレブン=埼玉スタジアム(撮影・棚橋慶太)
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 「W杯アジア最終予選、日本-サウジアラビア」(15日、埼玉スタジアム2002)

 サッカー日本代表は、W杯アジア最終予選・B組第5戦のサウジアラビア戦に臨み、前半45分、MF清武が相手のハンドで得たPKを決め、先制した。

 ハーフタイムで両チームが引き上げる際、ベンチで小競り合いが起こった。ロッカーに戻る通路で、日本代表・ハリルホジッチ監督が怒りの表情で何か言いながらサウジアラビアの選手に詰め寄る。

 日本の関係者が懸命にハリルホジッチ監督を制するも、指揮官はその手を振り払い、なおも相手側に迫る。最終的には数人で必死にハリルホジッチ監督を止めた。

 試合は前半から荒れ模様。10分にDF長友がサウジアラビアDFファラタに危険なタックルを浴び、両軍がピッチ上で小競り合いを起こす。日本の先制シーンとなったPK獲得の場面でも両チームがもめる場面があった。後半に入っても清武がDFO・ハウサウィに危険なタックルを受け、サウジアラビアにはこの試合3枚目のイエローカードが提示された。

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