日本代表の世代交代、長谷部主将「明日は我が身」も本田らの巻き返しに期待
「W杯アジア最終予選、日本2-1サウジアラビア」(15日、埼玉スタジアム2002)
これまで日本代表をけん引してきたFW本田、MF香川、FW岡崎の“BIG3”が先発から外れ、FW大迫、MF清武らロンドン五輪世代以下の選手が躍動。ハリルホジッチ監督の思いきった采配が的中した試合となった。
世代交代という意味でも、日本代表にとって大きな岐路となりそうな試合。MF長谷部主将は「新たな競争が生まれて、代表が活性化できた。勝ち点3という数字以上に価値のあるゲームだと思う」と、この試合を評した。準備段階から「ロンドン世代がお互い切磋琢磨(せっさたくま)しながら、刺激しあってやっているのを感じた。それがいい方向にいってる。頼もしく感じたし、どんどん引っ張っていってもらわないと困る」と、勢いを実感していたという。
長谷部主将は「今まで彼らは代表を引っ張ってきてる選手。明日は我が身だと思う」と、変革の時を受け止めながら「僕個人としてはサッカー選手として本田圭佑、岡崎慎司、香川真司のファンなんで。サッカー以外の部分には興味はないけど(笑)。サッカー選手としてはファンであり、リスペクトしている。だから彼らがどう盛り返していくのか興味がある」と、本田らの巻き返しにも期待を込めた。