酒井高徳がハンブルガーSV新主将に就任 最下位チームのカンフル剤に

 サッカー日本代表のDF酒井高徳が、所属するドイツ1部・ハンブルガーSVの新主将に任命された。17日付けで同クラブの公式サイトで発表された。

 マルクス・ギズドル監督の「チームワークを強固にしなければならない」という意向から、白羽の矢が立てられたと公式サイトは説明している。酒井高は10試合終了時点で8試合に先発、全試合に出場している。また、監督は「オープンで誠実、コミュニケーション能力にたけている」と人間性にも太鼓判を押している。チームは現在、2分8敗で18チーム中の最下位、2部リーグ降格の危機にひんしており、チームに刺激を与えるための決定と公式サイトは伝えている。

 酒井高は新たな役割に「(日本代表戦から)ハンブルクに到着して、すぐに監督から話しがありました。新しい役割を受けてくれるかと。ためらいませんでしたね。僕自身、ハンブルガーSVの主将になることはとても名誉なことだし、誇らしいですから」とコメントしている。

 これからどうチームを引っ張っていくか、について公式クラブには、「キャプテン観って、みんな違う考え方を持っていて、ある人は静かで、ある人は闘争心を前面に出す。僕は両方ですね。僕はクラブハウスでは静かだけど、ピッチでは別人ですから」などと語っている。

 前主将のヨハン・ジュルー(スイス代表)もこの決定を受け入れている。「この役割を高徳に譲るのは正しい。変化が新たな力を引き出すこともある。ゴウ(酒井高)はうまくやるはず。難しい状況にあるけれど、大事なのは、自分たちがチームを変えられるすべてのことをやるだけ」とクラブ公式サイトは伝えている。

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