大久保が無念の涙…川崎リーグVならず

ノーゴールに終わり、悔しがる川崎・大久保(撮影・西岡正)
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 「J1チャンピオンシップ・準決勝、川崎0-1鹿島」(23日、等々力陸上競技場)

 年間3位、第1ステージ優勝の鹿島がFW金崎夢生の決勝ゴールで年間2位の川崎を破り、年間1位、第2ステージ優勝の浦和との決勝(11月29日、12月3日)に進んだ。敗れた川崎は、退任する風間八宏監督最後のシーズンでのリーグ制覇を逃した。エースFW大久保嘉人はピッチに崩れ落ちた。

 大久保は前半3分にボレーシュート。その後もパスの出し手としても攻撃をけん引したが、得点には至らなかった。

 試合直後、膝からピッチに崩れ落ちた大久保。鹿島イレブン、審判団との握手では気丈に振る舞っていたが、その後はユニホームで涙をぬぐった。大久保は来季、FC東京に移籍すると見られているが、リーグ優勝は果たせなかった。残る天皇杯にタイトル奪取をかける。

 川崎はJ1屈指の強豪だが、06年、08年、09年とリーグ2位。リーグ杯も3度の準優勝とあと一歩でタイトルに届かないことから“シルバーコレクター”とも評されることがある。

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