15歳の久保建英、飛び級U19入り アルゼンチン遠征メンバーに選出
日本サッカー協会は24日、今月30日から行われるU-19日本代表アルゼンチン遠征のメンバーを発表。中学3年生で、FC東京U-18所属のMF久保建英(15)が、この世代の代表に初選出された。
1997年生まれ以降で構成されるU-19日本代表は、2020年の東京五輪で主力となる世代。すでに来年5月に韓国で行われるU-20W杯への出場も決めている。
久保は、今夏のU-16アジア選手権(インド・ゴア)で、来年夏に再びインドで開催されるU-17W杯への出場権獲得に貢献した。今回は、その上の世代に飛び級で招集された形だ。
今季は2種登録選手としてJ3の3試合にも出場。「少しずつ対応できるようになってきた」と、体格差のある相手とのプレーに手応えをつかみかけた中での吉報となった。
同じスペインの名門バルセロナの下部組織出身で、ゴールに向かう好戦的なプレースタイルや、左利きということもあり、“和製メッシ”とも形容される。本家の母国で、U-20W杯本大会のメンバー入りを懸けた久保の挑戦が始まる。