Jチェアマン「あくまで鹿島が年間チャンピオン」 主要18冠目、勝負強さを称賛

逆転勝ちで頂点に立ち歓喜する鹿島イレブン、金崎夢生(後列右)も大きくジャンプ(撮影・西岡正)
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 「明治安田生命J1チャンピオンシップ・決勝第2戦、浦和1-2鹿島」(3日、埼玉スタジアム2002)

 鹿島が2戦合計2-2(第1戦0-1)とし、アウェーゴールで上回り、09年以来7年ぶり8度目のリーグ優勝を果たした。年間勝ち点で1位の浦和を「15」下回っていた3位の鹿島が優勝したことについて、Jリーグの村井満チェアマンは「あくまで鹿島が年間チャンピオン」と強調した。

 優勝セレモニー後に取材に応じた村井チェアマンは、「こういう結果で納得いかないファンもいると思うが」との質問を受けた。これに「1年での戦いと短期決戦でのチャンピオンシップ。ゲームのルールですから、あくまで鹿島が年間チャンピオン。鹿島の栄誉をたたえないといけない」と語った。

 来季は1ステージ制に戻る。「2年間の2ステージ制、チャンピオンシップ制がどうだったか(検証結果を)開示したい」と、昨季、今季のレギュレーションを分析し直すと明かした。

 優勝した鹿島に対しては「アントラーズらしい、本当に勝負強い戦いを見せてくれた」と、国内主要タイトル18冠目、リーグ優勝8度目を成し遂げた強さを称賛した。

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