鹿島、アジア勢初の決勝進出 南米王者に3発快勝
「クラブW杯・準決勝、鹿島3-0ナシオナル・メデジン」(14日、吹田サッカースタジアム)
開催国枠で出場しているJ1王者の鹿島が、南米王者のナシオナル・メデジン(コロンビア)に3-0で勝ち、決勝進出を決めた。日本勢、アジア勢の決勝進出は大会史上初。決勝ではレアル・マドリード(スペイン)-アメリカ(メキシコ)の勝者と対決する。
鹿島は前半33分、FIFA主催の試合としては今大会で初めて導入されたビデオ判定でPKを獲得し、FW土居が決めて先制した。
さらに後半38分、MF遠藤が追加点を奪うと、同40分にはFW鈴木がダメ押しのゴールを決めた。
日本勢で準決勝に進出したのは、07年の浦和、08年のG大阪、11年の柏、15年の広島と過去4度あるが、いずれも敗れた。鹿島が“4強の壁”をついに打ち破った。