岡田武史氏、軽妙解説で鹿島にエール 「ロナウド、大したことないねえ」

前半、C・ロナウド(右)と競り合う小笠原(撮影・棚橋慶太)
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 「クラブW杯・決勝、鹿島-レアル・マドリード」(18日、日産スタジアム)

 日本テレビによる中継に出演している岡田武史氏(FC今治オーナー、日本サッカー協会副会長、元日本代表監督)が、軽妙なトークで鹿島を鼓舞した。前半45分間でノーゴールのC・ロナウドについて「ロナウド、大したことないねえ」とピッチ解説の城彰二氏に話題を振るなど、頂上決戦の見どころを分かりやすく表現した。

 キックオフ直後から鹿島が劣勢になることは理解した上で、「(10回試合をしたら)8回か9回負けるでしょうけど、残りの1回をここに持ってきたらいいだけですから」と表現して、鹿島の奮闘を望んでいた。

 前半、レアルの攻撃陣はFWベンゼマ、MFクロース、MFモドリッチが攻撃の核となり、鹿島に圧力をかけていた。しかし、右FWのバスケスが孤立しているシーンがあるとしてそこから反撃のチャンスがあると解説したり、レアルが鹿島の守備を攻めあぐねているのを見て「いけるかも分からないなと思って今、見ているんですけど」と期待を募らせていた。

 試合はレアルが前半9分にモドリッチのミドルを詰めたベンゼマが先制したが、鹿島が同44分、柴崎のゴールで同点に追いついた。

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