宇佐美がビデオで井手口に謝罪「クソガキと言ってしまい…」
「Jリーグ・アウオーズ」(20日、横浜アリーナ)
ベストヤングプレーヤー賞を受賞した井手口陽介(20)=G大阪=に、元同僚の宇佐美貴史(24)=アウクスブルク=から祝福のビデオメッセージが届いた。なお、同賞の受賞は7日に発表されている。
宇佐美は「井手口選手、ヤングプレーヤー賞の受賞、おめでとうございます。ガンバから夏に移籍してからガンバの試合は見させていただいていました。井手口選手の存在感も日増しに増していっていたことを映像を通してでも感じることができましたし、ガンバにとってかけがえのない存在になっているなと試合を見ながら思いました」とやや格式張った感じで祝福した。
ただ、後半は井手口選手から「陽介」に呼び方を変え、エピソードを披露した。「キャンプの時にアフター気味に削られて、危ないやろクソガキと言ってしまったことがあります。この場を借りて謝罪をしたいと思います」と今となっては“良い思い出”となった出来事を振り返った。
「日々、努力をして日の丸を背負い共に戦えることを夢見て頑張ります」と締めくくった宇佐美に対して、緊張気味の井手口は、言葉に詰まりながらも「サッカー以外の生活もお手本となる選手だったので、一刻も早く追いついて、追い越せるように頑張りたい」と語った。