35歳の浦和MF阿部が9年ぶりのベスト11「まだまだだと思う」
「Jリーグ・アウオーズ」(20日、横浜アリーナ)
36歳のMF中村憲剛(川崎)が、史上最年長で初の優秀選手賞に輝いた。ベストイレブンには、年間勝ち点1位の浦和からGK西川周作(30)、DF槙野智章(29)、MF阿部勇樹(35)、柏木陽介(29)の最多4人が選出された。
07年以来9年ぶり4度目のベストイレブンに選ばれた35歳の阿部は「上の年齢で活躍されている方もいるので、まだまだだと思う」と控えめに喜びを語った。今季は史上最年少でJ1通算500試合出場も達成。「全ての試合に出られる準備をしてきた結果。年齢は一つずつ上がっていくが、どうすればさらに自分のプレーができるのか考えながらやってきたい」
年間勝ち点1位を獲得しながらチャンピオンシップ決勝で鹿島に屈し、「悪いシーズンではなかったが結果が全て。勝って終われるのがベスト」と悔しさもにじませた。36歳を迎える来季に向けて「年男なので、一生懸命頑張りたい」と笑顔で締めくくった。