日本代表FW原口、本拠地ベルリンのテロに沈痛「僕の住んでる所から近かった」
サッカー日本代表FW原口元気(ヘルタ)が23日、成田空港に帰国した。19日に自身が居住しているドイツ・ベルリンで発生したテロについて、沈痛な面持ちで思いを語った。
報道陣に話題を振られ、「非常に身近なところというか、僕の住んでいるところからもすごく近かったので、すごく残念でしたけど…」と顔を曇らせた。
21日に行われたダルムシュタットとのリーグ戦にはヘルタが2-0で勝利した。原口自身は試合終了間際の途中出場となったが、「勝つことでベルリンにいいニュースを届けられると思っていた。僕自身はあまり出られなかったですけど、ヘルタ・ベルリンとしてはいいニュースを届けられたのではないかと思います」と語った。
今年1年を振り返って、クラブでは主力としてプレーし、代表ではW杯最終予選の日本記録となる4試合連続ゴール決め、存在感を増している。
クラブでは「クラブでも最初の10試合には手応えを感じていて、そこからあまりチームの力になれなかったですけど…。後半戦、もう一回頑張りたいと思います」と挑戦者として年明けの後半戦に挑む考え。代表については「手応え感じていますし、チームの力になれた部分もあったので、そこは継続していきたいと思います」としつつ、「まだまだ成長しないと、W杯を考えた時には難しいと思うので、あと2歩、3歩進んでいかないとW杯では活躍できないと思う」とさらなる成長を誓った。