前橋育英が5試合連続完封勝利で決勝進出 悲願の初優勝にあと1勝
「サッカー・全国高校選手権・準決勝、前橋育英1-0佐野日大」(7日、埼玉スタジアム2002)
前橋育英(群馬)が5試合連続完封勝ちで2大会ぶりの決勝進出を果たした。前半30分に高沢颯が先制ゴールを決め、この1点を守り切った。9日の決勝では初優勝をかけ青森山田と戦う。
前々回大会で準優勝を飾る強豪チームだが、昨年5月の全国高校総体群馬県大会でまさかの初戦敗退。屈辱をバネに今大会に出場し、決勝まで駒を進めた。
山田耕介監督は「しんどかったです。もともと力がないんで挑戦者として戦っていきたい」と悲願の初優勝を目指す。決勝ゴールを放った高沢は「しっかり決めることができた。チーム一丸となって優勝したい」と話した。
初の4強入りを果たした佐野日大(栃木)は再三、前橋育英ゴールを攻めたが、最後までゴールネットを揺らすことができなかった。