東海大仰星サッカーも負けた…松井の同点ボレー弾も逆転負け

 「サッカー・全国高校選手権・準決勝、青森山田2-1東海大仰星」(7日、埼玉スタジアム2002)

 準決勝2試合が行われ、20年連続22回目の出場の青森山田は、MF高橋壱晟(3年)の決勝点となる4戦連続ゴールで、東海大仰星(大阪)を下し09年度以来2度目の決勝進出を決めた。

 タイムアップのホイッスルが響くと、イレブンは次々とピッチに崩れ落ちた。準々決勝で前回王者の東福岡を下すなど、躍進を続けてきた東海大仰星だったが、高円宮杯U-18チャンピオンシップ覇者である青森山田に屈した。

 個の力で上回る青森山田に攻め込まれるシーンも多く、前半23分に先制を許したが意地は見せた。直後の同26分。「決めた後は相手も緩みが出るので、いつも狙っていた」という主将のMF松井修二(3年)が左からのクロスを右足ボレーで決め、同点に追いついた。だが、前半終了間際に再び被弾。後半は決死の攻撃を仕掛け続けたが、ゴールは遠かった。

 スタンドで戦いを見つめたOBのG大阪DF藤春は「内容では負けてない良い試合だった。誇りに思える後輩たちです」とねぎらっていた。

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