FC東京・水沼宏太、J1復帰のC大阪に期限付き移籍

 FC東京のMF水沼宏太(26)がJ1に復帰するC大阪に期限付き移籍で加入することが決まった。8日、両クラブが発表した。移籍期間は18年1月31日まで。鳥栖時代に指導を受けた尹晶煥新監督(43)のもとで再びプレーすることになった。

 水沼は横浜Mの下部組織出身で07年にトップチームに昇格。10年から栃木SC、12年には鳥栖に期限付き移籍し、13年から完全移籍となった。16年にFC東京へ完全移籍。J1通算170試合21得点、J2通算50試合7得点、J3通算9試合3得点を記録した。

 06年にはFW柿谷曜一朗らとともにU-16日本代表としてU-17アジア選手権に優勝し、07年のU-17W杯(韓国)に出場した。

 C大阪を通じ「セレッソ大阪に関わる全ての皆様、初めまして。FC東京から移籍してきました水沼宏太です。この度このようなご縁をくださった尹監督をはじめ、クラブ関係者の皆様に感謝します。自分の持っているものがセレッソのプラスになるよう、チームの為に自分らしく全力で戦います。目標達成に向かって一緒に戦いましょう。よろしくお願いします!」とコメント。

 FC東京を通じては「FC東京を愛する皆様、あけましておめでとうございます。この度水沼宏太は、セレッソ大阪に移籍することになりました。1年程前にFC東京というクラブに温かく仲間として迎え入れてもらい、すごく嬉しかったことを思い出します。1年という短い間でしたが、様々な舞台でたくさんの経験をして、ものすごく濃いシーズンとなりました。1年での移籍に関してすごく悩みました。自分自身、タイトル獲得に向けて責任を果たせなかったことが心残りですが、これからのサッカー人生において、この経験が決して無駄にならないように、覚悟を持って自分らしくやっていきたいと思います。本当にありがとうございました」とコメントした。

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