森保監督“初仕事” 仙台-C大阪戦を視察 「クオリティーが高いと思う選手はいた」
「明治安田生命J1、仙台2-2C大阪」(28日、ユアテックスタジアム仙台)
日本代表の森保新監督が仙台-C大阪戦を視察。A代表の監督に就任後、初めてスタジアムに足を運んだ。
ロシアW杯で、ともにコーチとして西野前監督を支えた手倉森コーチと並んで視線を送った。「東京五輪代表のアジア大会(8月開幕、インドネシア)に向けての視察ということで、元々予定は入っていた」。東京五輪世代の仙台DF板倉らをチェックし「いいプレーをしていたと思う。彼の特長が出ていた」と評価した。
2つの代表チームの兼任監督として、見るべき選手は多い。だが「見る選手が多くなるのはもちろんだけど、どちらかの監督をするにしても、試合全体を見ることには変わりはない」と自然体。A代表の監督としては「個人名は控えさせてもらうが、クオリティーが高いと思う選手はいた」と話した。
試合前には、東京五輪の事前合宿地になる福島県のJヴィレッジの記念式典に出席。兼任監督としての職務を本格的にスタートさせた。