G大阪が異例の4カ月契約で元スペイン代表MFスサエタ獲得へ
J1G大阪がスペイン1部アスレティック・ビルバオに所属していた元スペイン代表MFマルケル・スサエタ(31)を獲得することが29日、分かった。
吹田市内で取材に応じたG大阪の山内隆司社長(62)は交渉の事実を認め「(交渉は)まとまりつつある」と語った。既に仮契約を結んでおり、詰めの交渉を残すのみという。
契約期間は今季終了までの約4カ月という、異例の超短期契約となる。9月上旬にも来日予定で、メディカルチェックを経て、正式契約に至る見通し。
スサエタはサイドを主戦場とする技巧派ドリブラーでクロスの精度も高い。プロデビューから12シーズンを“ビルバオ一筋”で過ごし、同クラブ歴代5位となる公式戦通算507試合に出場して56得点を挙げたが、今年6月末で契約満了となり、退団していた。
Jリーグの夏の移籍期間は8月16日で閉じられたが、無所属の選手は9月13日まで登録可能となっている。
G大阪は今夏J1川崎から鈴木雄斗(25)、J2山口から高木大輔(23)といったサイドアタッカーを補強したが、サイド攻撃にさらなる厚みを持たせる狙いもあり、スサエタ獲得に踏み切った。