日本の壁…ギリシャ10人でも堅守復活
「ブラジルW杯・C組、日本0‐0ギリシャ」(19日、ナタル)
ギリシャは10人で日本を無失点に封じ、決勝トーナメントに望みをつないだ。前半38分、中盤の底を支えるMFカツラニスが2度目の警告で退場となる大ピンチを、屈強なDF陣で耐え切った。
サイドからクロスを多用されたが、189センチのマノラス、185センチのパパスタソプロスの両センターバックが空中戦で圧倒。16本のシュートを浴びながら、最後までゴールを割らせなかった。
初戦のコロンビア戦では3失点する惨敗だったが、欧州予選で見せた堅守が復調。サントス監督は「恐れずに戦い、守るという点ではうまくいった。守備陣はよく踏ん張った」と土俵際で手にした勝ち点1を評価した。
3度目の出場で初の1次リーグ突破へは次戦、勝利が絶対条件。逆転進出を目指し25日、コートジボワールに挑む。