アギーレ「全選手が候補」特別扱いなし
サッカー日本代表のハビエル・アギーレ新監督(55)が11日、羽田空港着の航空機で来日し、都内で就任会見を行った。
アギーレ新監督は、全選手が日本代表候補であることを強調。選手の選考に関しては「とにかく自分で実際に見ることを重要視している。すべての選手に(代表入りの)ドアが開いている。国内外すべての選手のスタイルや技量を分析したい」と語った。
選考において重視する点には「攻めることも守ることもできる選手だが、特に守れる、ボールを奪える選手は重要。DFだけでなく、FWもMFも11人全員がだ」と強調。前体制では本田や、香川など攻撃面で特長がある選手がチームの中心となったが、アギーレ・ジャパンでは誰一人として特別扱いはされない。
さらにピッチ外にも目を光らせる。「試合中以外の時間帯にどういう行動をとるのかも含めて、すべてを見ていきたい。選考のプロセスには時間がかかるので、次の試合に呼んだ選手がずっと選ばれるわけではない。選手を観察しながら自分のチームを作りたい」。最初の公式大会となる来年1月のアジア杯(オーストラリア)に向け、徹底的に選手を見極めていく考えだ。