侍イレブン選手間ミーティングで結束
「アジア杯・1次リーグ、日本-パレスチナ」(12日、ニューカッスル)
12日にパレスチナとの1次リーグD組初戦を迎えるサッカー日本代表は11日、試合会場で公式練習を行った。
連覇を狙う侍イレブンが結束を強めた。主将の長谷部(Eフランクフルト)が音頭を取って10日に宿舎内で選手間ミーティングが開催された。
日本では最多となる4度目のアジア杯出場のMF遠藤(G大阪)が「過去、簡単に勝てたのは1試合か2試合。1つの大会でも1試合あるかないか。一瞬の隙を見せたらやられる可能性はある」と語れば、DF長友(インテル・ミラノ)からは「チームのためにどれだけ自分を犠牲にしプレーできるか」と厳しい意見も出たという。
「気が引き締まった。相手は王者の日本をつぶしにくる。軽いプレーは許されない」と初出場のFW武藤。長谷部は「この大会に勝ち抜くために、何をすべきなのか集中したい」と語気を強めた。