本田が香川が…エース2人がPK外した

 「アジア杯・準々決勝、日本1(4PK5)1UAE」(23日、シドニー)

 勝利を信じて走ってきたが、エースの思いは届かなかった。

 PK戦、先攻の日本が最初に送り込んだのはFW本田圭佑(28)=ACミラン=だった。しかし放たれたシュートは“あさって”の方向へ。4-4の6人目、香川は左ポストに嫌われた。

 「GKの反応を見て、強く蹴ろうと直前で切り替えたが、結果、しっかり当てられなかった」と本田。香川はひたすら「申し訳ない」を連呼し「結局自分が外して負けた」とうつむいた。二人の言葉はむなしく響いた。

 本田は大会を通じて「決めないといけない」、香川も「結果を残したい」と言い続けてきた。誰よりもその重要さを強調し続けてきた2人が導いた結末。背番号10は「最後、自分が外して負けたことに何か意味がある。足りないものがそこにあると思う」と、突きつけられた現実を静かに受け止めた。

 これまで日本の勝利を決めてきた両エースが“決めてしまった”敗戦。王者として連覇への挑戦は、あまりにも早く幕を閉じた。

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