ラウドルップ氏 日本代表監督考え中?

 サッカー日本代表の次期監督候補に名前が挙がっているデンマーク出身のミカエル・ラウドルップ氏(50)が18日までに、共同通信の取材に文書で応じ、「日本が(自分に)関心を持ってくれていることは認識している」と、日本サッカー協会から何らかの接触があることをにおわせた。

 Jリーグ監督の経験はないが、1997年にはJ1神戸でプレーした経験もあるラウドルップ氏は現在、カタールのクラブ、ラフウィヤで監督を務めている。「まもなくアジア・チャンピオンズリーグも始まり、多くの試合を控えている。今は、それが最優先だ」と強調した。

 日本協会は3月27、31日にある国際親善試合までの監督決定を目指しており、この条件ならクラブとの契約を残すラウドルップ氏を招くのは難しい。ただ、後任候補をフリーの指導者に限定すると選択肢が狭まるため、ある協会関係者は「ケース・バイ・ケース」と、3月が絶対的な期限ではないことを示唆している。

 ラウドルップ氏は現役時代にデンマーク代表の名選手で、ユベントス(イタリア)やスペインのバルセロナ、レアル・マドリードで活躍した。「5月に(カタールの)シーズンが終わったら、将来のことを考える。ラフウィヤにいるかもしれないし、別の所(チーム)かもしれない」と話し、再び日本に来る可能性については否定していない。

 一方、日本協会の技術委員会は後任候補を外国人5人程度に絞り、選定作業を進めている。

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