ハリル監督、海外組を特別扱いしない
「国際親善試合、日本-イラク」(11日、日産ス)
サッカー日本代表の海外組合宿3日目が3日、千葉県内で行われた。2部練習の午後からはFW岡崎慎司(29)=マインツ、DF長友佑都(28)=インテル・ミラノ=が合流した。午後練習の開始前、ハリルホジッチ監督は2人に対し「ポジションは用意されていない。つかみ取ってほしい」と、特別扱いしない方針を伝えた。
代表通算43得点を誇る岡崎は「みんなに戦いの場が用意されている楽しみがある」と定位置争いを歓迎。指揮官との初練習に臨んだ長友も「もう一度、日本を本気で強くしたいという思いが伝わった」と刺激を受けた。
2人はフィジカル中心の別メニュー調整とはいえ、インターバル走や筋トレなど合流初日から高い負荷のトレーニングをこなした。植え付けられた競争意識が、日本をより高みへ引き上げる。