“リトルなでしこ”2大会ぶり決勝進出

 「U‐17女子W杯・準決勝、日本4‐1ベネズエラ」(31日、リベリア)

 日本はベネズエラに4‐1で勝ち、2大会ぶりの決勝進出を果たした。2010年大会で準優勝の日本は初制覇を目指し、4日午後5時(日本時間5日午前8時)キックオフの決勝でスペインと顔を合わせる。スペインはイタリアを2‐0で下した。

 「なでしこジャパン」予備軍の若きイレブンが、自信の深まる内容で初の頂点にあと1勝と迫った。攻守がかみ合い、1次リーグから5連勝。日本の女性指揮官として初めて臨む年代別W杯で、快進撃を続ける高倉監督は「いい時間帯に点を取ることができ、DF陣は非常に粘り強くやってくれた」とたたえた。

 好調の攻撃は多彩な得点パターンを披露した。前半13分に「早い時間帯に点が欲しいとみんなで話していた」というMF長野(浦和)がミドルシュートを左隅にたたき込んで先制。33分に右FKを遠いサイドに詰めたDF市瀬(宮城・常盤木学園高)が決め、後半7分にはMF長谷川(日テレ)が上げた絶妙の左クロスをフリーのFW小林(宮城・常盤木学園高)が押し込んだ。

 決勝で当たるスペインとは1次リーグ初戦で対戦。2‐0で勝ったが、ここまでの5試合で唯一、ボール支配率で劣った相手だ。小林は「決勝までコンディションを整えて優勝したい」と闘志を燃やし、長野は「絶対に負ける気はない。世界一になる」と気合十分に言った。

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