リトルなでしこ初V秘けつは「一発芸」

 サッカーU‐17女子W杯で初優勝した日本代表「リトルなでしこ」が7日、開催地コスタリカから帰国し、都内で記者会見した。殺到した報道陣から勝利の秘けつを問われると、突然、チーム全員でギャグとダンスを披露。高倉麻子監督(45)は、大会中は一発芸大会や川柳大会で結束を深めたというエピソードを語った。

 凱旋会見場が演芸場に早変わりした。団結力の要因を問われた高倉監督が「一番団結力が高まったのは一発ギャグコンテストです。ね?橋沼さん」と振ると、DF橋沼が立ち上がり、即席ショーが始まった。

 DF遠藤との掛け合いで「サから始まる一発ギャグやって~」「サル、ゴリラ、いっぱんじ~ん」と、お笑いコンビ・ドランクドラゴン塚地の持ちギャグを披露。最後には選手全員で男性ボーカルグループclub Princeの「LOVEドッきゅん」の振りを踊り、好チームワークを見せつけた。

 一発芸大会は「どうオフを過ごさせてあげようか」と、リラックスを目的に高倉監督らが考案。決勝トーナメントに進出したタイミングでも開催された。

 川柳大会も開催。上田団長の「なでしこの 花を咲かそう コスタリカ」という作品が「面白くない」と酷評されるなど、笑いが絶えない大会だった。

 女性監督として初めて年代別W杯での優勝を果たした高倉監督は「選手21人とスタッフが心を一つにして優勝することができました」と胸を張った。ノリの良さと団結力を武器に、2020年の東京五輪で主力を担う世代が成長を続ける。

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