INAC4位浮上!エース高瀬が2発

 「なでしこリーグ、INAC神戸6‐0吉備国際大」(20日、ノエスタ)

 INAC神戸はFW高瀬愛実(23)の2得点などで吉備国際大に6‐0で大勝して勝ち点23とし、得失点差で4位に浮上した。伊賀を1‐0で下した仙台など4チームが勝ち点23で並び、5位仙台、6位新潟、7位千葉となった。

 得点女王が独走態勢だ。FW高瀬がホーム5戦連弾となる2発を沈め、今季13点目。6‐0の大勝で、4位に浮上した。

 W杯で世界の技術を見て、得点のイメージはあった。前半5分「ほんと良かった」とエースも絶賛するMF野口彩佳(18)のクロスを、オランダのFWファンペルシーを思わせるダイビングヘッドで押し込んだ。同27分のPKも、落ち着いてゴール右隅に沈めた。

 「より攻撃的に(前田監督)」と取り組む新システム3‐4‐3も機能し、後半さらに4点を追加した。

 リーグは4チームが勝ち点で並ぶ大混戦だ。「まだ若手には緊張感が足りない。勝つパワーを感じられるチーム作りを」と主将。負けられない戦いは続く。

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