代表入り川澄「内容も結果もこだわる」

 日本サッカー協会は13日、アルガルベ杯(3月4日開幕、ポルトガル)に臨むサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」のメンバー22人を発表した。

 FW川澄奈穂美(29)、FW大野忍(31)、MF鮫島彩(27)ら7人が選ばれたINAC神戸は13日、神戸市内で全体練習を行った。代表落ちした澤に対し、前回W杯優勝メンバーは複雑な思いを隠さなかった。

 川澄は「いつまでも頼っていられないという思いと、一緒に代表で戦いたい思いと両方ある。W杯を一緒にプレーできるように自分自身が頑張りたい」と先輩との大舞台を願った。アルガルベ杯では「内容も結果もこだわってW杯につながる大会にする」と先輩の分まで頂点を狙う。

 大野は「選ばれた選手が責任を持って戦う」ときっぱり。「得点にこだわる。優勝を目指して1戦1戦が勝負。結果が求められる」とチームを引っ張る覚悟を示した。

 仙台から今季加入した鮫島は「なでしこメンバーが多くレベルが高い」とW杯に向け最高の練習環境を実感。「自分の役割をしっかり果たしたい。攻撃が持ち味なので、そこをしっかり出したい」と意気込んだ。

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