“成熟なでしこ”に佐々木監督期待
6月のカナダW杯で連覇を狙うサッカー女子日本代表が23日、千葉県内で始動し、W杯前哨戦のアルガルベ杯(3月・ポルトガル)に向け調整をスタートした。主力は4年前とほぼ同じ顔ぶれだが、佐々木則夫監督(56)は「力は上がってる。マラソンで30歳から活躍する選手もいる。年齢は気にしてない」と“成熟”したなでしこに期待を込めた。
この日、持久力テストトップだったMF川澄は「4年前はメンバーに入れるか微妙な立場。今も指定席をもらったとは思ってないけど、4年前とは役割が違う」と、自覚十分。
アルガルベ杯招集外となり、W杯メンバー入りに微妙な立場にある澤穂希(INAC神戸)からは「頑張って」とエールを送られたことを明かし、「また必ず代表で一緒にプレーできると信じてます」と思いやった。