なでしこ守備の課題が浮き彫りに!
サッカー女子日本代表「なでしこジャパン」は19日、2連覇を狙う女子W杯カナダ大会(6月6日開幕)へ向けて香川県丸亀市内で合宿2日目を迎え、午前と午後の2部練習を行った。午後の練習では香川西高の男子選手と10分間×4の練習試合を実施。控え組と主力組が交互に戦い、0-2で敗れた。
2点ともカウンター攻撃で失った。主力組で出場したMF澤は「女子と違ってスピードが早いし、当たりも強かった」と厳しい表情で振り返り、DF近賀も「失点の仕方が悪い。ボールを奪われたときにどう対応するか考えなくてはならない」と苦言を呈した。
香川西は全国高校サッカー選手権大会に06年から9年連続で出場中。4年前の合宿でも一緒に練習した県内屈指の強豪だ。積極的にプレスを仕掛けてきた高校生相手に苦戦をしいられたなでしこジャパン。守備の課題が浮き彫りとなった。