中国戦から観客半減“冬の時代”懸念
「サッカー女子・リオデジャネイロ五輪アジア最終予選、日本6-1ベトナム」(7日、キンチョウスタジアム)
3試合が行われ、日本代表「なでしこジャパン」の敗退が決定した。中国が韓国を1-0で下して勝ち点10とし、日本が五輪出場権を得られる2位以内に入る可能性が消えた。五輪の可能性が消滅した中で迎えたベトナム戦の観客数は3418人で、4日の中国戦の6959人から半減となった。
11年のドイツW杯制覇で一気に注目を集めたなでしこだが、今後、大きな大会は19年W杯までなく、再び“冬の時代”が到来することが懸念される。
00年シドニー五輪出場を逃した際には多くのスポンサーが撤退。FW大儀見は「たぶんこれからもっと大変になってくる」と、覚悟したように話した。