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大相撲の横綱審議委員会(横審)が21日、東京・両国国技館で開かれ、不振の大関陣を糾弾する声が上がった。横綱白鵬が序盤に崩れながら、平幕の旭天鵬が夏場所で初優勝したことを問題視。史上初の6人大関が話題だっただけに、10勝しなければ1場所で関脇に降格させる過激な意見も飛び出した。
大関陣へイエローカードだ。横審の鶴田卓彦委員長(元日本経済新聞社会長)は「大関が6人もいて、2人くらいは優勝争いに加わらないと。情けない。裏切られた」と話し、「大関は落ちないでしょ。10勝しないと落とすとか、それくらいのシステムをつくってもいい」と続けた。沢村田之助委員(歌舞伎俳優)も「平幕にころころ負ける。8勝ではね」と同調した。
史上初の6大関が“売り”だった夏場所。ところが稀勢の里の11勝が最高で、琴奨菊は10勝、把瑠都は9勝、日馬富士と鶴竜と琴欧洲は8勝。琴欧洲は千秋楽に欠場する醜態ぶり。2場所連続で負け越した場合に関脇へ降格し、降格直後の場所で10勝すれば大関に復帰できる現行制度は、甘すぎるというわけだ。
1919年には休場明けの場所で5勝5敗だった九州山が小結に降格。翌年には、対馬洋が一度4勝6敗と負け越しただけで関脇に降格した例がある。日本相撲協会によると、当時も2場所連続負け越しなら陥落という規定はあったが、対戦相手や他の大関昇進力士の兼ね合いで、臨機応変に処遇が定められたという。
鶴田委員長は10勝に終わった横綱白鵬には「長い間1人で頑張ってきたから、疲れが出てきたんじゃないか。同情する」と擁護した。本来は横綱昇進を審議するのが役目のはず。「大関は6人もいて(横綱候補が)誰もいないよ」。現実的に制度改革は難しいが、嘆き節は止まらなかった。
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