横審、日馬は「来年1年持つかどうか」
横綱審議委員会の内山斉委員長(読売新聞グループ本社顧問)は、両横綱について「白鵬が圧倒的。日馬富士は途中で休場しても批判されないほどだったが、意地を見せて場所を乗り切ったのは評価したい」と述べた。日馬富士が両足首の故障に苦しむ点に同情し「委員からは『激励』ではなく温かく見守ろうという意見が多かった。ケガを考えると来年1年持つかどうかじゃないか」と話した。不振時には奮起を促しながら横綱自身に進退を問う「激励」措置の検討を、場所前に示唆していたが方針転換した。