元横綱・輪島氏が元気な姿で稽古を見学

 「大相撲秋場所」(14日初日、両国国技館)

 咽頭がんの手術で発声できなくなったと一部で報じられた大相撲の元横綱、輪島大士氏(66)が9日、東京都江東区の高田川部屋で行われた二所ノ関一門の連合稽古を見学し、元気な姿を見せた。

 報道陣に筆談で対応した輪島氏は親指を上げて笑みを浮かべ、表情は生き生きとしていた。高田川部屋には遠縁に当たる幕下3枚目の達(たつ)が所属しており、握手で激励した。関取まであと一歩の20歳の達は「気合を入れて(十両に)上がりたい」と意気込んだ。

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