旭残留!元ミス日本代表に力もらった
「大相撲夏場所・13日目」(22日、両国国技館)
角界のレジェンド、旭天鵬(40)=友綱=が来場所の幕内残留を確実にした。6勝6敗で迎えた臥牙丸(28)=木瀬=戦。立ち合いで左を張って右を差し、肩すかしで相手の巨体を倒した。のどから手が出るほど欲しかった7勝目をつかみ、残り2日間敗れても、下に2枚あり、名古屋場所で十両に陥落する心配はなくなった。
支度部屋で風呂から上がると「残留決定!!引退発表をしないで済んだね」と充実の笑み。この日は、朝稽古で元ミス・インターナショナル日本代表の金ケ江悦子さんの訪問を受け、その美貌と経歴から力をもらった。
「ミスの大会でも激しい争いがある。そこを勝ち抜いたんだからね。パワーをもらったよ」。秋場所初日の9月13日には41歳を迎えるが、心も体もまだまだ若い。